导演:松田定次 森一生
主演:片岡千恵蔵 杉村春子
下総国佐倉の領主堀田上野介正信は名に謳われた暴君で、今しも愛妾お柳の方ともども江戸に向かっての旅行列であった。この暴君のもと領民はとたんの苦しみ、度重なる重税にあえいで、他国を指して逃げるものの数が日
下総国佐倉の領主堀田上野介正信は名に謳われた暴君で、今しも愛妾お柳の方ともども江戸に向かっての旅行列であった。この暴君のもと領民はとたんの苦しみ、度重なる重税にあえいで、他国を指して逃げるものの数が日増に多くなっていった。その逃げた領民の課税を一手に引受け、領民の力となっている男、名手の宗五郎であった。村の若者万兵衛も宗五郎を親とも慕う一人であったが、今日もふとした機縁から役人と争い、五人力の力で皆川にぶちこんでしまった。万兵衛の妹おくみは宗五郎の家で働いていたが、永の別れにきた万兵衛の話を耳にはさみ、金子をつつむなり「元気でな」と見て見ぬふりをして江戸に旅立たせてしまった。その後が大変である。母のおかねが呼ばれる、宗五郎が引立てられる。果てはごう問、お仕置と、万兵衛の人質にとせめ折かんであった。村人は一きを起こし、宗五郎を救おうと誓った。一きを知っ...
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